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おひとりさまはいや?シニア婚活が話題に!メリット・デメリットは?

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シルバー婚が流行るのは初婚年齢の上昇が原因? 現在の日本の現況

日本では現在少子高齢化が進んでいるといわれています。少子化の原因として大きいのが晩婚化といわれています。「人口動態統計特殊報告」の中で「平均初婚年齢推移」というデータがあります。2016年のデータによると男性は31.1歳・女性は29.4歳が平均初婚年齢でした。

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ちなみに60年以上前の1950年の調査によると、男性25.9歳・女性23.0歳でした。これと比較すると、だいたい5年程度晩婚化の進んでいることがわかります。ちなみに厚生労働省でも「出生動向調査」の中で、初婚の平均年齢についてデータを出しています。こちらも男性30.7歳・女性29.1歳となっていますから、だいたい30歳前後で結婚する人が多いといえるでしょう。

生涯独身という人も増えている

「生涯未婚率」というデータも取られています。生涯未婚率とは、50歳まで一度も結婚したことのない人のころです。ちなみに2015年の国勢調査の結果、男性23.37%・女性14.06%になりました。こうしてみると、男性の4人に1人・女性も7人に1人が障害未婚のままであることがうかがえます。国勢調査ですが、5年に1回のペースで行われます。前回の2010年の調査と比較すると、男性3.23ポイント・女性3.45ポイントと急上昇しています。しかも男女とも同じような伸び率になりました。

2000年に入ってから急速に生涯未婚率が伸びています。2000年の段階では男性12.57%・女性5.82%でした。それぞれ倍前後の伸びになっていることがわかります。なぜこのように結婚しない男女が急増しているのでしょうか?大きいのは出会いの少なさではないかという話が出ています。現在非正規雇用者や規模の小さな職場で働いている人も多いです。非正規雇用の場合、短期間で職場をころころ変えてしまうため、異性と十分なコミュニケーションが取れません。少数の職場であれば、そもそも出会いのチャンスが低いです。

また都市部以外の地域で勤務している場合、異性との出会いのチャンスがそもそも少ないといわれています。このような環境も、生涯独身率を高める要因になっているのではないかとみられています。

生涯未婚率は今後さらに増える可能性も

生涯未婚率は今後もさらに伸びる可能性は十分考えられます。大学生を対象にした結婚願望に関する調査が行われました。数年前と比較すると、結婚はいずれしたいと思っている学生は増加しました。しかし「28歳以降で結婚したい」と思っている人の割合が増加しています。つまり「ある程度年を取ってから結婚しようと思っている」人が増えています。また女性と比較して男性の方が婚活には消極的です。「一人が楽しいから」「自由に時間を使いたいから」という意見が多いです。

また結婚しても子供はいらないと考える人も増えているようです。ある調査によると「結婚しても子供は必要ない」と答えている人は20代・30代といずれも6割に達しています。晩婚化と子供を求める人が少なくなっていることもあって、少子化も今後ますます進み高齢化社会も当面このままであると推測できます。子供を欲しがらない若者が増えているのは経済的な問題です。現在1人大学卒業させるまで、2000万円程度は必要といわれると躊躇する人も多いわけです。

シニア婚のメリット・デメリットを考える

生涯未婚率・晩婚化が進んでいる中で、シニア婚・シルバー婚とも呼ばれるケースも増えつつあります。中高年層になって、ずっと一人でいることに抵抗を覚える人も増えているのでしょう。この年代になって、新しい伴侶を求める人は増えています。シニア婚を検討している人のために、シニア婚のメリットとデメリットをまずは把握することです。

シニア婚のメリットとは?

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シニア婚のメリットの中でも最も大きいのは老後の不安を解消できる点でしょう。若いうちはいいかもしれませんが、おひとりさまの老後にはいろいろと不安も出てきます。肉体的に衰えてきて、自分一人でいろいろなことが難しくなるでしょう。しかも精神的に年齢を重ねてから独居するのは孤独で耐えられそうにないという方も少なくありません。そして何よりも恐ろしいのは孤独死の不安感でしょう。「誰にも看取られることなく最期は迎えたくない」と思って、シニア婚活に励んでいる人も少なからず見られます。シニア婚でパートナーが見つかれば、精神面の不安が解消されます。

健康管理ができるのもシニア婚のメリットといえます。若いうちは自分の体に自信のあった人でも年齢を重ねるにつれ、体にあちこちにガタも来るはずです。また独身でいると健康チェックをなかなかしないでしょうし、特に男性の中には自炊が面倒で外食や総菜もので済ませてしまう方も多いのではありませんか?そのようなことを長年続けていると、どうしても病気にもかかりやすくなります。もしシニア婚をすれば、パートナー同士で健康面のケアもできるでしょう。「最近食事の量が減っている気も…」「なんとなく最近元気がない」といったちょっとした変化にもいち早く気付けるはずです。また「ずっと一緒にいたい」という気持ちになって、独身時代以上に体のケアにも気を遣うようになるはずです。

経済面のメリットも大きいでしょう。老後の問題の中でも無視できないのが金銭問題ではないですか?若いころであれば、仕事をバリバリやって稼ぐこともできるでしょう。しかし高齢になればそうもいっていられなくなります。シニア婚をして、パートナーと一緒に生活すれば家計のやりくりもしやすくなります。家賃や光熱費なども2人で分け合うような形になりますから、負担も軽減されます。またお互い年金をもらっていれば、世帯収入もアップします。経済的な不安感を払しょくできるのもシニア婚のメリットといっていいでしょう。

シニア婚のデメリット・注意点は?

シニア婚にはデメリットもあるでしょう。まずは周囲の目の問題です。若いころであれば、純粋に周りの人たちも祝福してくれるかもしれません。しかしシニアになってから結婚をすると、「何か裏があるのでは?」と勘繰る人も出てきます。例えば一方の経済力がかなりある場合、「遺産目的ではないか?」と怪しまれることもあり得ます。また再婚の場合、子供たちがいい顔をしないこともあり得ます。「ずっと一人だったのに今更結婚されてもどうやって付き合えば…」と思うかもしれません。特に家族などの身内に対してはしっかり説明をして、理解を得る必要はあるでしょう。

あと注意しなければならないのは、自分のライフスタイルにこだわりすぎないことです。おひとりさまを長年続けていると、ライフスタイルが決まっている人もいるでしょう。ライフスタイルの異なる2人が一つ屋根の下で暮らすとなると、価値観が合わなくなってぶつかってしまうこともあります。物の置き方、洗濯物のたたみ方、整理の仕方など一つ一つは細かなことかもしれません。しかしこれが積もり積もって、けんかになってしまうこともあります。また高齢者になると、ものの考え方が頑固になりやすいといわれています。プラス脳の萎縮などで感情のコントロールが難しくなるという話もあります。夫婦間で何度も衝突してしまって、結果的に離婚という最悪の事態にまで話が進んでしまう恐れもあります。こうならないためには、お互いの価値観を受け入れること、ちょっとしたことでも意見が違えば話し合ってすり合わせを行うことでしょう。

シニア婚にはデメリット・メリット両面あります。しかしデメリットは上で紹介したように、回避・対策法もあります。一人の寂しさを解決できるのは、年齢を重ねれば重ねるほど魅力に感じるのでありませんか?

シニア婚活どんなものがあるの?

高齢者になってパートナーが欲しいと思うのであれば、シニア婚活で出会いを積極的に求めるのも一つの方法です。シニア婚活にはいくつかの種類がありますので、その種類とメリット・デメリットを挙げていきます。

婚活パーティ~メリット・デメリット

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婚活のポピュラーなスタイルのパーティはシニア向けのものも用意されています。婚活パーティのメリットは、異性との出会いのチャンスを広げられるところです。平日・土日・日中・夜間問わず開催しているところもあります。自分のスケジュールに合わせて参加することも可能です。シニアも婚活パーティも人気で、趣味など特定のテーマで集まるようなものも出てきています。

ただしデメリットとして挙げられるのは、内向的・人見知りな人は参加してもアガってしまって、なかなか話ができないまま終わってしまう恐れのある点です。婚活パーティの中には参加者任せで、パーティ開始してすぐに「フリータイムです」のようにフォローがあまりないようなものもあります。

ネット婚活~メリット・デメリット

ネット婚活は自分のプロフィールを登録します。そして会員になると異性のプロフィールもいろいろとチェックできるので、気に入った人とメールもしくはチャットでやり取りする方法です。ネット婚活のメリットは手軽に始められるところです。24時間いつでもサイトにアクセスできますから、婚活パーティのようにスケジュールを合わせる必要がないです。またスマホ対応しているサイトもありますから、外出先のちょっとした時間を利用してチェックできます。また婚活パーティの時のように人見知りの激しい人でも、相手を見つけやすいところもメリットです。

ネット婚活のデメリットは、中には冷やかしの人も入っているかもしれない点です。女性会員を対象にして無料登録できるようなサイトもあります。そうなると出会いや結婚に関してあまり真剣でない人が混ざっている可能性があり、そのような人とやり取りをしても時間の無駄に終わってしまう恐れもあります。手軽に登録できる半面、素性がはっきりしないところはリスク要因と言えるでしょう。

結婚相談所~そのメリット・デメリット

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昔から婚活の手法として有名なのは、結婚相談所を利用した手法です。近年ではシニアを対象にした結婚相談所や特化したサービスを提供しているところもみられます。結婚相談所の場合、入会するにあたっていろいろとチェックされます。例えば本当に独身であるかどうか確認するために、役所で発行される独身証明書の提出を求めるところが多いです。厳しく入会基準を設けることで、信頼できる異性を紹介してもらえるのはメリットです。また結婚相談所に入会する人は真剣に結婚を考えている人が多いです。このため、結婚にまで行きやすいのもメリットです。

半面結婚相談所は手厚いサービスが受けられる分、お金もかかるのがデメリットです。数十万円という単位が結婚するまでに必要になります。結婚しやすいといいますが、100%絶対に大丈夫という保証ではないので、リスキーな選択肢になるかもしれません。「いついつまでに結婚する」と期限を区切って婚活するのがおすすめです。

やっぱり入籍はしたほうが良い?

シニア婚活の中で近年注目されているのが、通い婚状態を目指す方法です。つまり正式な結婚のように席を入れずに、事実婚の状態で生活をする方法です。あるところによると、10組カップルができた場合籍を入れるのは1~2組程度という意見もあるほどです。入籍にこだわらないのは、家族や親せきの理解が得られなかった場合のためです。家族の中には高齢になってから入籍するのにあまりいい顔をしないケースも多いです。特に子供はパートナーとどう接すればいいかわからない、財産分与をどうするかといった問題が出てくるからです。籍を入れなければ、それほどの抵抗感はないでしょう。

ただし事実婚の場合、いわゆる籍を入れる法律で認められた結婚とは違ってリスクも出てきます。例えばなくなった場合お墓をどうするのか、介護の必要が出てきた場合、手続きをどうするかなどは事前に話し合っておいたほうがいいでしょう。

まとめ

シニア婚を求める人も近年では増えています。しかしシニア婚をする場合には上で紹介したような課題・問題も発生する可能性があります。高齢者の中には「自分には先がない」と思っている人も多く、すぐに相手を見つけて結婚しないといけないと焦っている方も多いようです。しかしクリアすべき問題には対処しておかないと、せっかく結婚しても後々破局になってしまいかねません。