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終活のためのエンディングノートの書き方や項目は?どんなノートにする?

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終活のためにエンディングノートを書いている人多数・その背景は?

終活という言葉が普及するようになって注目を集めるようになったのが、エンディングノートです。このエンディングノート、高齢者はもちろんのこと若者の間でも準備する人が急増しています。なぜ若いうちからエンディングノートを作成するのでしょうか?その理由はいくつかあります。

もしものために家族に迷惑をかけないように

自分の身にいつ何が起こるかはわかりません。急に事故に巻き込まれることもあります。自分が急になくなったとき、残された家族はいろいろなことをこなさないといけません。葬儀の準備もありますし、自分の財産をだれがどう相続するかという問題も無視できません。光熱費やスマホなどの支払いをどうしているか、ネットバンキングの場合、IDやパスワードを残しておくという人も多いです。

家族に対して感謝の気持ちを持っていても、それを普段言葉で伝えるのは日本人の場合特に苦手とよく言われます。「照れくさくて言えない」という人が、両親への感謝の気持ちや配偶者への愛の言葉を残すためにエンディングノートを作成するケースも増えています。先立たれた家族は喪失感で深い悲しみに包まれるでしょう。しかしこのようなメッセージの残っているエンディングノートが、これから残された家族の生きる心の支えになることも少なくありません。

自分史として残しておく目的も

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エンディングノートを見てみると、今まで自分がどのように生きてきたか、自分史としてまとめられるような内容になっています。子供のころから現在まで振り替えられるようになっているので、自分の人生を振り返るためにもおすすめです。今まで忘れていたこともエンディングノートを作成することで、「こんなこともあったな」改めて思い出すこともあるでしょう。家族との写真をまとめると子供のいる方は、わが子の成長記録のように活用できます。

将来のことを見つめ直すためのきっかけに

冒頭に紹介したように若者でエンディングノートを作成する人が多いです。その理由の中に、自分のことを客観視するためというケースが多いです。「昔はこんなことを思っていたのか」「あの時こうしておけば、と思っていたな」ということを思い出させてくれる効果があります。このような過去の思いをもとにして、今後の人生の歩み方の道しるべになるかもしれません。エンディングノートというと人生のまとめという感じがするかもしれませんが、これから先の人生を考えるきっかけにもなりえます。若い人の場合、普通に考えれば何十年も人生この先どんどん続いていきます。その先のことを考えるきっかけに活用してみませんか?

エンディングノートを作成する・具体的な項目は?

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エンディングノートに興味を持っている、けれども具体的にどのようなことを書けばいいのかわからないという人もいるでしょう。別にエンディングノートの書式にルールはありません。しかし家族に残しておきたければ、以下のような項目を記載するといいでしょう。

医療に関する情報

多くの人が病気にかかって最期を迎えます。ですからそれまでに病院などの厄介にかかっている人が多いでしょう。そこで医療に関する情報は、エンディングノートに残しておくことがおすすめです。まずはかかりつけの医療機関に関する情報を記載しておきましょう。また普段どのような薬を服用しているかも書き記しておくと、例えば倒れて救急車で運ばれた場合でも搬送先の医療機関に必要な情報を迅速にあげられます。

救急車に関連しますが、倒れて意識が回復しないまま…という事態も十分想定できます。このような意思表示ができなくなったことも想定して、どの程度の延命処置を希望するか、臓器提供はどうするかなどをエンディングノートに記載しておくとコミュニケーションもスムーズになります。

医療を受けるにあたって、保険証は必要不可欠です。家族と別居している場合、どこに保険証があるのか探すのに手間取ることもあり得ます。そこで保険証などがどこにあるのかはエンディングノートに記しておくのはいかがですか?中には「死後事務委任契約」といって、第三者に自分の死後の事務作業を任せているケースもあるでしょう。その人との連携がうまくいくように、誰に任せているのかもエンディングノートに残しておくといいです。

葬儀の項目も記載しておこう

遺族の中で葬儀の手配などで苦労したという話はしばしば聞かれます。亡くなって悲しんでいる暇もなく葬儀社の担当者と打ち合わせで、あっという間だったというケースも多いです。もし自分の葬儀に関して希望があれば、エンディングノートの中に書き記しておきましょう。決めているのであれば葬儀社の名前や連絡先、互助会に入っている場合にはその旨も記載することです。また檀家になっているお寺や懇意にしている僧侶のいる場合、「その人にお経をあげてほしい」と考える人もいるはずです。その場合には、寺社の施設の名称なども記載しておいてください。

財産の問題は重要項目

遺族は皆さんの財産をだれがどれ・どのくらい相続するかを決めます。実はこれでもめるケースは少なくありません。その結果、兄弟・姉妹などが絶縁してしまうことも珍しくはないです。そこでまず自分の財産がどのくらいあるかを記します。不動産・預貯金・保険・年金すべてのことについて書き残しておくと、財産分与などの事務作業の負担が大幅に軽減されるはずです。

大切な人へのメッセージを残しておこう

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目と向かってはなかなか言いにくいこともあるでしょう。しかしエンディングノートであれば、心理的な負担をあまり感じることなく書き残せるといいます。家族や愛する人に対して、日ごろの感謝など普段なかなか口に出して言えないことを伝えてみるのはいかがですか?

形見分けにしたいものがあれば記載していこう

大切な人に自分の持ち物を渡しておきたければ、エンディングノートに明記するのはいかがですか?「これはこの人に」といったことを記載されていると、形見分けもスムーズにいきます。ただし高額なものだと相続権に関係する可能性があります。その場合にはエンディングノートではなく、遺言書をきちんと作成しておくべきです。

エンディングノートを書くタイミングはいつがおすすめ?

「エンディングノートに興味があるけれども、いつかくのがいいのだろう?」と思っている人もいるでしょう。結論から言ってしまうと、いつかいても構いません。もちろん年齢が上に行けば行くほど、亡くなるリスクはどうしても高くなります。しかし若い人でも命にかかわる病気にかかる可能性はありますし、事故に巻き込まれて不帰の人になってしまうことも考えられます。いつ何が起こるかわかりませんので、もしもの場合に作成するのであれば、思い立ったが吉日といってもいいでしょう。しかしそれでもタイミングが…というのであれば、キリのいいところで作成してみるのはいかがですか?

誕生日を迎えたら作成する

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誕生日は誰でも年に1回、確実に迎えるものです。この時にエンディングノートを作成してみるのはいかがですか?毎年エンディングノートを見返すことで、今までどのようなことを考えてきたのか確認することが可能です。また来年までどのような生活を送りたいかをさらに書き足していくと、詳細なエンディングノートを作成できるはずです。誕生日のたびにエンディングノートを書き記すことで、1年間無事でいられたことの感謝の念もわいてくるでしょうし、家族のサポートも実感できるのではありませんか?

お正月を迎えたら作成する

キリのいいところとなるとお正月もおすすめのエンディングノートを作成するタイミングです。「一年の計は元旦にあり」という言葉を聞いたことはありませんか?正月にその年1年の目標ややりたいことがあれば、エンディングノートに書き記します。それをことあるごとに見直すことで、自分がその年の初めにどのようなことを考えていたかを改めて確認できます。また元旦に前年までにノートに書かれていることを見直してみて、自分が去年どのようなことを考えていたのか、きちんとその思いを実現できていたかどうかを見直してみるのはいかがですか?大半の方がお正月は休みを取っているでしょう。時間にも余裕があるでしょうから、じっくりと今までの人生やこれからのことを考えるチャンスがあるはずです。

親の命日に作成する

エンディングノートを作成している人の体験談もネット上でいろいろと紹介されています。その中で「自分の親の命日に記載する」という事例が多いです。親の命日にエンディングノートを書き記すことで、親の葬儀の時を思い出し、感謝の念が湧くとよく言います。また命日にエンディングノートを作成することで、必要な情報を記載して、子供たちに極力迷惑をかけないようにしたいから、という意見も見受けられます。

エンディングノートはいろいろと販売・どんなのがおすすめ?

エンディングノートが注目されるようになって、いろいろなメーカーから発売されています。その中でどれを購入するか悩みどころでしょう。種類別で何がいいかを考えていくと、候補を絞り込めるはずです。

初心者は薄めのエンディングノートから始めること

いろいろなボリュームのエンディングノートがあります。中には分厚いものもありますが、初心者は薄いボリュームのものを選ぶといいでしょう。最初から分厚いエンディングノートをセレクトしてしまうと、何から手をつければいいのかわからなくなって、結局書くのをあきらめてしまう傾向があるからです。薄めのボリュームであれば、手軽にエンディングノートを記載できます。そして足りないようであれば、徐々に分厚めのものに変えていくといいでしょう。

解説の書かれているエンディングノートがおすすめ

エンディングノートを初めて作成する際に、どうやって書けばいいのかわからないという方も多いでしょう。そこでエンディングノートの中には、書き方などの解説の記されたものもあります。解説のついているノートのほうが、それを見ながら作成できるのでおすすめです。

市販のノートをエンディングノートに活用する方法も

別にエンディングノートを使って終活をしなければならないというルールはありません。別に市販のノートでエンディングノートに仕立てても問題はありません。しかし、自分で書く内容から書式などを決めなければならないので、上級者向けの方法といえます。初心者は市販のノートではどこから手を付けていいかわからなくなるでしょう。そう考えると、いわゆる終活用に作成されたノートを使うのがおすすめです。

おすすめのエンディングノートを紹介

エンディングノートはいろいろなメーカーから発売されていますが、その中でもコクヨのエンディングノートはインターネットの口コミの評判などもなかなか良好です。コクヨというとノートのメーカーとして広く知られています。学生時代、コクヨのノートを使って勉強したことがあるなという人もいるでしょう。コクヨのエンディングノートは、どのような項目について書き記せばいいか、開設が書かれているので初心者向きです。しかもワンポイント解説のような簡潔な言葉で書き方が記載されているところもわかりやすくておすすめポイントです。CDケースが入っていますので、家族との思い出の写真や葬式の遺影として使ってほしいものがあれば、画像データとして残しておくことも可能です。比較的リーズナブルな価格で販売されているので、購入しやすいのも魅力です。

伝えたいことがもれなくかけるので満足

 

エンディングノートを書くのは初めてでしたが、書くべきことの項目が網羅されているので書きやすい

といった口コミもしばしばみられます。

立つ鳥跡を残したくなければ終活を早めに始めよう

人間いつ最期を迎えるか、こればかりは自分で決めることもできませんし、なかなか予測も難しいです。ある日突然ということもありますから、もしもの時の準備はしておいて損はありません。エンディングノートを作成しておけば、残された家族も自分に関する必要最低限の情報を把握でき、対処も取りやすくなります。空いている時間を使って、健康で元気な時こそエンディングノートを作成してみませんか?